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倉庫内の「住所」を決めろ!「ロケーション管理」で迷子をゼロに

【ひとことで言うと?】

広い倉庫の中で、どの商品をどこの棚に置くかという「商品の住所(番地)」を決めるルールのこと。

【もっと詳しく解説】

ロケーション管理とは、倉庫にある棚の一つひとつに番号(住所)を振り、商品をどこに保管するかを管理することです。

倉庫は巨大な「街」のようなものです。

「1丁目1番地(A列-01段)」という住所が決まっていないと、新人が荷物を探し回って1日が終わり、ベテランしか場所が分からないという属人化(ぞくじんか)が起きてしまいます。

これを防ぐために、以下の2つのルールを使い分けます。

  1. 固定ロケーション(Fixed Location)
    • ルール: 「商品はここ!」と商品の定位置(指定席)を決める方法。
    • イメージ: 「教室の席替え前」や「自分の勉強机」。
    • 特徴: 「Aの商品は、常に1番の棚」と決まっています。もしAが売り切れて在庫がゼロになっても、その棚は空っぽのまま空けておきます。
  2. フリーロケーション(Free Location)
    • ルール: 空いている場所に、来た順に置いていく自由席方式。
    • イメージ: 「カフェの席」や「コインパーキング」。
    • 特徴: 今日はAの商品を1番の棚に置いたけど、次は5番の棚に置くかもしれません。「空いている場所」を有効活用して詰め込みます。

【固定ロケとフリーロケの違い / 比較表】

特徴固定ロケーション (Fixed)フリーロケーション (Free)
イメージ指定席(実家)自由席(ホテル)
メリット場所を覚えやすい。システムがなくても管理できる。空間を無駄なく使える(保管効率が良い)。
デメリット在庫がない時、そのスペースが無駄(空気)になる。毎回場所が変わるため、システム(WMS)がないと探せない
向いているのは定番商品、種類が少ない現場流行り廃りが激しい商品、アパレル、EC通販

【なぜ重要なの? / メリット・注意点】

ロケーション管理がない倉庫は、住所のない街で郵便配達をするようなもので、効率が最悪です。

メリット

  • 誰でもピッキングできる: ハンディターミナルに「A-01に行け」と表示されれば、今日入ったアルバイトでも迷わず商品を見つけられます。
  • 保管効率の最大化: フリーロケーションを使えば、テトリスのように隙間なく商品を詰め込めるため、倉庫を小さく(家賃を安く)できます。

注意点(課題)

  • データ更新の徹底: 商品を動かしたのにデータの住所を変更し忘れると、「データ上はあるのに、行ってみたら無い!」という神隠しが起きます。
  • システムの導入: フリーロケーションをやるには、どこに何を置いたかを記録する「WMS(倉庫管理システム)」が必須です。人間の記憶力では不可能です。

【まとめ】

  • ロケーション管理は、倉庫内の商品の「住所」を決めるルール
  • 固定ロケは「指定席」。覚えやすいが、スペースに無駄が出る。
  • フリーロケは「自由席」。スペースを節約できるが、システム管理が必須。

無理な営業は一切いたしません。

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