【ひとことで言うと?】
「荷物を送りたい人(荷主)」と「荷物を運びたいトラック(運送会社)」を仲介して、お見合いさせるサービスのこと。
【もっと詳しく解説】
求荷求車(きゅうかきゅうしゃ)とは、文字通り「荷物を求める」トラックと、「車(トラック)を求める」荷主をマッチングさせる仕組みのことです。
身近な例でイメージしてみましょう
「配車アプリ(UberやGO)」や「恋活・婚活マッチングアプリ」を想像してください。
- 求車(車を求む!): 「急に荷物が出ちゃった! でもいつもの運送会社はいっぱいで断られた…。誰か運んでくれるトラックいないかな?」と困っている荷主。 (=デート相手を探している人)
- 求荷(荷を求む!): 「東京から大阪まで荷物を運んだ帰り道なんだけど、荷台が空っぽなんだよな…。ガソリン代が無駄になるから、大阪から東京へ帰るついでに運べる荷物はないかな?」と探しているドライバー。 (=相手を探している人)
この両者を、「ちょうど条件が合いますよ!」と引き合わせるのが求荷求車システムです。
昔は電話と掲示板で行われていましたが、今はスマホアプリやWebサイトで一瞬でマッチングできるIT化(物流DX)が進んでいます。
【なぜ重要なの? / メリット・注意点】
物流業界の最大の無駄と言われる「空車回送(荷物を積まずに走ること)」をなくすための切り札です。
メリット
- 運送会社: 「行き」の運賃だけでなく、「帰り」の運賃も稼げるため、売上がアップします(これを「帰り荷」を確保すると言います)。
- 荷主: 繁忙期でトラックが見つからない時でも、すぐに空いているトラックを探せます。また、「帰るついで」のトラックを使えば、通常より安く運んでもらえることがあります。
- 環境: 空っぽで走るトラックが減るため、無駄な排気ガス(CO2)を削減できます。
注意点(課題)
- 品質のバラつき: いつもの馴染みの業者ではなく、初めて取引する運送会社にお願いすることになるため、「ドライバーの愛想が悪い」「荷扱いに慣れていない」といったトラブルが起きるリスクがあります。
- 価格の変動: 需要と供給で決まるため、トラックが足りない時期(3月の引越しシーズンや年末など)は、料金が跳ね上がることがあります。
【まとめ】
- 求荷求車は、荷物を運びたい人と、空きトラックをマッチングする仕組み。
- 「帰り荷」を探すドライバーと、「急な荷物」がある荷主のお見合いシステム。
- 物流の効率化と「空車走行」の削減に欠かせないサービス。






