【ひとことで言うと?】
荷物を載せてフォークリフトで運ぶための、スノコ状の大きな荷役台。
【もっと詳しく解説】
パレットとは、工場や倉庫で荷物を保管したり、運んだりする際に下に敷く「板」のことです。物流現場に欠かせない、まさに物流の基礎アイテムです。
身近な例でイメージしてみましょう
レストランで料理を運ぶときの「お盆(トレイ)」を想像してください。 お皿を一つずつ手で運ぶと何度も往復しなければなりませんが、お盆にまとめて載せれば一度でたくさん運べますよね? 物流の世界では、ダンボール箱が「お皿」、パレットが「巨大なお盆」にあたります。この巨大なお盆を、フォークリフトという機械で持ち上げて運びます。
パレットには、国や地域によって色々なサイズがありますが、代表的なものを紹介します。
- 11型(イチイチ) / T11 サイズ:1,100mm × 1,100mm 日本で最も標準的なサイズです。JIS規格(日本産業規格)で定まっており、「T11」型とも呼ばれます。現場では親しみを込めて「11型(イチイチ)」と呼ばれることが多いです。トラックの荷台の幅にちょうど2枚並ぶサイズになっており、効率よく積むことができます。
- ユーロパレット サイズ:1,200mm × 800mm ヨーロッパで主流のサイズです。11型よりも少し細長い形をしています。国際物流ではこのサイズの違いが、積み替えの手間になることもあります。
【なぜ重要なの? / メリット・注意点】
パレットを使うことで、一つ一つ手で積み下ろす重労働から解放され、物流スピードが劇的に向上します。
メリット
- 作業時間の短縮: フォークリフトで数十個の荷物を一度に運べるため、トラックへの積み込み時間が大幅に減ります。
- 商品の保護: 地面に直置きしないため、汚れや湿気から荷物を守れます。
- 整理整頓: 規格サイズのパレットを使うことで、倉庫内にきれいに並べて保管できます。
注意点(課題)
- 回収の手間: 届け先にパレットを置いてくる場合、後で回収する必要があります(パレット紛失問題)。
- スペース: 空のパレットを保管しておく場所が必要です。
- サイズ不一致: 国際輸送などでパレットサイズが違うと、積み替え作業が発生します。
【まとめ】
- パレットは、荷物をまとめて載せて運ぶための「巨大なお盆」。
- 日本の標準サイズは「11型(イチイチ)」、欧州は「ユーロパレット」。
- 物流の基礎として、作業効率化やドライバーの負担軽減に不可欠な道具。






