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貿易の旅行代理店!「フォワーダー」と「乙仲」の違いをスッキリ解説

【ひとことで言うと?】

海外へ荷物を送るとき、船や飛行機の手配から通関まで全部やってくれる「国際物流のプロ」。

【もっと詳しく解説】

フォワーダー(Freight Forwarder)とは、自社では船や飛行機を持たずに、荷主(メーカーなど)の代わりに国際輸送の手配を代行する業者のことです。

海外へ荷物を送るには、「トラックの手配」「船の予約」「税関への申告(通関)」「現地での配送」など、やらなければならないことが山のようにあります。これを自社で全部やるのは大変ですよね。 そこで登場するのがフォワーダーです。

身近な例でイメージしてみましょう

海外旅行に行くときの「旅行代理店(JTBやH.I.S.など)」を想像してください。

「ハワイに行きたい」と相談すれば、代理店が航空券、ホテル、現地のバスなどをセットで手配してくれますよね?自分で航空会社やホテルに直接電話する必要はありません。 フォワーダーは、まさに「荷物のための旅行代理店」です。「アメリカにこの商品を届けたい」と頼めば、最適なルートと輸送手段をコーディネートしてくれます。

また、物流業界では乙仲(おつなか)という言葉もよく聞きます。 これは戦前の古い法律(海運組合法)で、定期船貨物の取次業を行う業者を「乙種仲立業(おつしゅなかだちぎょう)」と分類していたときの名残です。 法律が変わった今でも、港で通関や船積みの手配をする「海貨業者(かいかぎょうしゃ)」のことを、慣習的に「乙仲さん」と呼んでいます。 現在では、「フォワーダー ≒ 乙仲」と考えても実務上は大きな問題はありませんが、厳密には以下のようなニュアンスの違いがあります。

  • 乙仲: 港での通関や船積みに強い、昔ながらの「海専門」の業者。
  • フォワーダー: 海だけでなく、空輸や陸送も含めて国際輸送全体をコーディネートする業者。

【なぜ重要なの? / メリット・注意点】

国際物流はルールが複雑で、国によって法律も違うため、プロであるフォワーダーの存在が不可欠です。

メリット

  • ワンストップサービス: 面倒な手続きを全部丸投げできるため、自社は商品開発や営業に専念できる。
  • コスト削減: フォワーダーは船会社と大口契約を結んでいることが多く、個人で依頼するより安い運賃で送れる場合がある(混載便など)。
  • トラブル回避: 「荷物が届かない!」「関税で揉めた!」といったトラブルにも、専門知識で対応してくれる。

注意点(課題)

  • 得意分野が違う: 「中国に強い」「食品が得意」「船より飛行機が得意」など、フォワーダーによって得意・不得意があるため、自社の荷物に合った業者選びが重要。
  • 自社アセットがない: 実際に運んでいるのは船会社や航空会社なので、天候や港のストライキなどで遅延が発生した場合、フォワーダー自身ではどうにもできないことがある。

【まとめ】

  • フォワーダーは、荷主の代わりに国際輸送の手配を代行する業者
  • 荷物の「旅行代理店」として、船・飛行機・通関・配送をトータルで管理する。
  • 乙仲は古い呼び名だが、今でも港湾業務を行う業者を指して使われている。

無理な営業は一切いたしません。

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