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ダンボール保管の主役!「中量ラック」とイチゴラックの違い

【ひとことで言うと?】

フォークリフトを使わず、人間が手で荷物を出し入れするための頑丈な金属製の棚。

【もっと詳しく解説】

中量ラックとは、倉庫で荷物を保管するスチールラック(金属棚)の一種です。パレットごとフォークリフトで載せる「重量ラック」とは違い、主に人間の手でダンボール箱などを出し入れする「手積み用の棚」として使われます。

1段あたりに載せられる重さ(耐荷重)は、一般的に300kg〜500kgと非常に頑丈に作られています。

身近な例でイメージしてみましょう

家の収納家具に例えて、イチゴラック(軽量ラック)との比較をしてみましょう。

  • 軽量ラック(イチゴラック): 例えるなら「木製の本棚」や「カラーボックス」です。衣類や軽い小物を置くには十分ですが、重いものを乗せると板がたわんでしまいます。物流業界では、1段150kgまで耐えられる軽量ラックを、150(イチ・ゴ・ゼロ)の語呂合わせから「イチゴラック」と呼ぶことがあります。
  • 中量ラック: 例えるなら、ガレージに置くような「極太のタイヤラック」や「業務用のスチール棚」です。飲料がぎっしり詰まった重いダンボールを何段も積み重ねても、ビクともしない安心感があります。

中量ラックは、重いものを支えるために柱や棚板が分厚く作られており、ネジ(ボルト)を使わずにハンマーで叩いて組み立てる「ボルトレス構造」が主流です。そのため、荷物の大きさに合わせて棚板の高さを変えやすいという特徴もあります。

【なぜ重要なの? / メリット・注意点】

ネット通販(EC)が普及したことで、パレット単位(大きな塊)での保管よりも、ダンボール単位やバラバラの種類での保管が増えました。そのため、人間が歩きながらピッキングしやすい中量ラックの需要が急増しています。

メリット

  • 圧倒的な汎用性: アパレルから重い飲料水や機械部品まで、あらゆるサイズのダンボールを手積みで綺麗に保管できます。
  • 高さの調節が簡単: ボルトレス構造のため、季節によって商品サイズが変わっても、すぐに棚板の高さを変更できます。

注意点(課題)

  • 重量オーバーの危険: 頑丈とはいえ「1段あたり○kgまで」という限界があります。一部に重さが集中すると棚が歪む原因になります。
  • 転倒対策が必須: 重い荷物を手積みするため、地震の揺れで棚ごと倒れてこないよう、床や壁にボルトで固定する(アンカー打ち)などの安全対策が必要です。

【まとめ】

  • 中量ラックは、フォークリフトを使わずに作業する手積み用の棚の代表格。
  • 150kg耐荷重のイチゴラック(軽量ラック)との比較では、さらに重い荷物に耐えられる。
  • 多種多様なダンボール箱を効率よく保管・ピッキングするための必須アイテム。

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