【ひとことで言うと?】
1段あたり「150kg」まで耐えられることから、語呂合わせで「イチ(1)・ゴ(5)」と呼ばれる軽量ラックのこと。
【もっと詳しく解説】
イチゴラックとは、物流現場や倉庫、バックヤードで最もよく使われている軽量ラックの通称です。
名前に「イチゴ」と付いていますが、果物の苺(ストロベリー)とは全く関係ありませんし、ピンク色をしているわけでもありません。 この名前は、棚板1枚あたりに載せられる重さ(耐荷重)が150kg程度であることに由来する、業界特有のダジャレ(語呂合わせ)です。
- 1 = イチ
- 5 = ゴ
- 0 = (マル)
- ラック = 棚
つまり、「150kg耐荷重のラック」を縮めて「イチゴラック」と呼んでいるのです。 正式名称は「軽量ラック(軽量棚)」ですが、現場では親しみを込めて「イチゴ」と呼ばれることが多々あります。
身近な例でイメージしてみましょう
ホームセンターで売っている「銀色のメタルラック(ワイヤーシェルフ)」を想像してください。あれは家庭用なので、重いものを載せるとワイヤーが曲がってしまうことがありますよね。 イチゴラックは、あれを「業務用の鉄板」で作り直し、さらに頑丈にしたものです。
1段に150kgも載せられるので、コピー用紙の箱(約20kg)を7〜8箱積み重ねてもビクともしません。オフィスでの書類保管から、倉庫での小物パーツ保管まで、幅広く使われています。
【なぜ重要なの? / メリット・注意点】
「重量ラック(パレット用)」や「中量ラック(300kg〜500kg)」に比べて、導入のハードルが低く、最も身近なプロ用ラックです。
メリット
- コスパ最強: 構造がシンプルで部材も軽いため、中量・重量ラックに比べて価格が安く、手軽に導入できます。
- サイズが豊富: 横幅や奥行きのバリエーションが多く、部屋の隙間に合わせてピッタリ設置できます。
注意点(課題)
- 組み立てが大変(ボルト式の場合): 昔ながらのイチゴラックは、柱と棚板を大量のネジ(ボルト)で固定するタイプが多く、組み立てや棚位置の変更にドライバーと根気が必要です。(※最近はボルトレスタイプも増えています)
- 重すぎるものはNG: あくまで「軽量」なので、金型や液体が入ったドラム缶など、極端に重いものを載せると棚板が曲がったり、倒壊したりする危険があります。
【まとめ】
- イチゴラックは、1段150kg耐荷重の軽量ラックの通称。
- 「イチ(1)・ゴ(5)・ラック」という語呂合わせが名前の由来。
- 手積み作業の現場やオフィスの書庫として、最もポピュラーに使われている棚。






