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命を預かる物流の司令塔!「運行管理者」はドライバーの守護神

【ひとことで言うと?】

トラックやバスのドライバーが「安全に運転できる状態か」をチェックし、無理のない運行スケジュールを作る、安全運行の最高責任者(国家資格)

【もっと詳しく解説】

運行管理者とは、貨物自動車運送事業法などの法律に基づき、運送会社に必ず配置しなければならない国家資格者です。

先ほどの「整備管理者」が「車のドクター」なら、運行管理者は「人のドクター兼監督」です。 ハンドルを握るのはドライバーですが、そのドライバーを管理・監視するのが運行管理者の仕事です。

空港の「管制塔」でイメージしてみましょう

パイロット(ドライバー)は空を飛びますが、勝手に飛んでいるわけではありません。
管制塔(運行管理者)の指示や許可があって初めて安全に飛べます。

  1. 点呼(てんこ): これが最も重要な仕事です。
    • 乗務前: 「酒気帯びはないか(アルコールチェック)?」「熱はないか?」「昨日はよく眠れたか?」を対面で確認し、「よし、行ってこい!」と許可を出します。
    • 乗務後: 「事故はなかったか?」「報告事項はあるか?」を確認し、ねぎらいます。
  2. 運行計画の作成:
    • 「東京から大阪まで4時間で行け!」なんて無理な命令を出してはいけません。
    • 法律(改善基準告示)を守り、休憩時間がしっかり取れる無理のないスケジュールを組みます。
  3. 休憩・睡眠施設の管理:
    • ドライバーが仮眠する部屋が汚かったり、うるさかったりしないように管理します。

試験合格率が30%前後と、物流業界の資格の中では難易度が高く、非常に重要なポジションです。

【なぜ重要なの? / メリット・注意点】

悲惨な交通事故(居眠り運転や飲酒運転)を未然に防ぐ最後の砦です。

メリット

  • 事故防止: ドライバーは「少し眠いけど大丈夫だろう」と無理をしがちです。それを客観的に「顔色が悪いから今日は休め」と止める権限を持っています。
  • 法令遵守: トラック業界は労働時間のルールが非常に厳しいです。運行管理者がいないと、知らず知らずのうちに違法な長時間労働(ブラック労働)になってしまいます。

責任の重さ(注意点)

  • 法的責任: もしドライバーが事故を起こした場合、運行管理者が「無理な指示を出していた」あるいは「点呼をサボっていた」と判明すると、運行管理者自身の資格者証が没収されたり、会社が営業停止処分になったりします。
  • 必置資格: トラックの台数(約30台ごとに1人)に応じて、必要な人数を確保しなければなりません。

【まとめ】

  • 運行管理者は、ドライバーの点呼、健康管理、運行計画作成を行う責任者。
  • 運送業を営むために必須の国家資格
  • 「車」を見るのが整備管理者、「人」を見るのが運行管理者。

無理な営業は一切いたしません。

まずは現状をお聞かせください。

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